目の見えない僕、親友の彼女、転校生の彼。僕ははじめて僕を知る。各地で話題をさらった、2014年ブラジルを代表する青春映画。
目の見えないレオナルドは、親友の少女ジョヴァナの助けを借りながら学校に通っている。クラスメートからからかわれることもある中、障がいに偏見を持たない転校生ガブリエルが現れ、レオナルドは彼と映画館に行ったり自転車に乗ったりと初めての体験を重ねる。やがて彼ら3人の関係性は変わっていき…。視覚障がいや同性愛を扱っているものの、初恋や自己の発見、思春期ならではの心の揺らぎといった普遍的な要素が根幹にあり、3人の青春を爽やかなタッチで描いている。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で脚本賞を受賞、アカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表作品に選ばれた。
素材提供:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭